不動産投資は比較的、堅実投資といわれる方法ですが、それでもリスクはゼロではありません。
そのため、リスクコントロールはしっかりと行う必要はあります。
その際に大事になるのが、投資の目的はどこにあるのかということです。
その目的さえはっきりしておけば、それに合わせてリスクを最小限に軽減することも可能です。
たとえばアパートやマンションを一室単位で購入する区分買いなら小さな額で購入できるので、借り入れリスクは小さくなりますが、その分、収入も小さくなります。
一方、一棟買いなら借入額は大きくなりますが、収入が大きくなるわけです。
加えて、区分は空室や滞納が発生すると複数戸持っていないと収入がゼロになりますが、一棟ならそのリスクを分散できます。
このリスクとリターンをどう取るべきかはその人の目的によって異なるわけです。
ここで目的が明確になっていれば、それを成すためにはどういう物件を買い方をすればいいのかというのが、はっきりと見えてきます。